日経ビジネスオンライン・ベスト30記事

2007年1月1日から12月21日までに、
日経ビジネスオンラインに掲載されたすべての記事から
アクセス数を多かった記事のベスト30をお届けします。

1位 宋文洲の傍目八目
捨て子の少女の死と、脱・格差社会のもと
1996年11月の四川省の寒村。若い未婚の男性農夫が草むらに
捨てられた女の子の赤ちゃんに気づきました。赤ちゃんを育
てるのは、貧乏な彼にとって重い負担。そう考える彼は何回
も赤ちゃんを抱き上げては下ろし、立ち去ってはまた戻りま
した。最後、彼は命が尽きそうな赤ちゃんに呟きました。

2位 壊れた中国
無秩序国家の惨憺たる状況は10年後も変わらない深刻化する
環境破壊、金儲け至上主義の蔓延、野放し状態の企業…。
あまりにも多くの問題を抱える中国は、本当に次の超大国に
なれるのか

3位 ニュースを斬る au新料金に総務省が激怒
「1円端末」は自由競争の成果か? 欠陥か?
auブランドの携帯電話が好調なKDDI。
「1円端末」のようないびつな価格を生み出した販売奨励金の
是正を迫る総務省。両者の対決は熱く、長い。


4位 時流超流 「0円でも売れない」
携帯電話の番号継続制度、“宴の後”に在庫の山
携帯電話市場は早くも春商戦に向けた機運が高まってきた。
1月16日、加入者争いでしのぎを削るNTTドコモとKDDIは揃って
新商品を発表。2006年、過去最多の機種を投入した両社は、
今年もそれに並ぶペースで投入することを明らかにした。

5位 世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラリポート」
口に入れるのは食べ物だけじゃない
危ない中国製「割り箸」
日本人は2日に一度使っている。「保証期限」はどうか。
使い捨て箸に品質保証期限はあるが、保証期限の決定は生産者
に委ねられているのが実態である。万一にも箸に木材本来のも
のでない斑点が出現したり、使用前に湿気や変形、明らかな酸
味が感じられたら、汚染されている証であり、使用すべきでな
い。肉眼で使い捨て箸の衛生状態を確定することは不可能だ。

6位 野々村人事部長の歳時記
「キャリアアップをしたい」は“建前”
社員が辞める本当の理由
会社を辞めた人たちへのインタビューで分かること
多くの日本企業で退職者が増えるのは、賞与が支給される7月と
12月だ。(3月決算の会社では3月が加わる。)この時期、送別会
が開かれ、花束を持つビジネスパーソンの姿が電車の中で散見
される。送別会の席上で、去る側はさっぱりした表情、残される
側は割り切れない表情、という、まるで恋人同士の別れのような
風景もよく見かける。実際、残される側にとって、本当の「別れ」
の理由は謎のままだ。

7位 ザ・ターニングポイン
このままでは成果主義で会社がつぶれる
読者アンケートに悲痛な声が続々
日経ビジネスオンラインでは成果主義を取り入れた会社の現状を
知るために、読者アンケートを実施した。アンケートの結果は、
予想以上に“ひどい状況”であることを示していた。

8位 時流超流 不二家、諦めと停滞の果て
不祥事の根源は12年前の1月23日にあり
ずさんな品質管理が相次いで発覚し、消費者の前から商品が姿を
消した不二家。「ペコちゃん」で親しまれてきた国民的ブランド
は一瞬にして失墜し、創業以来の危機に直面する。突然訪れたか
に見える危機も、実は12年前のある日を境に問題が社内で静かに
膨れ上がってきた結果にすぎない。

9位 宋文洲の傍目八目 入社式で「おめでとう」と言う“間違い”
「諸君、入社おめでとうございます」入社式でよく言われるご挨拶
ですが、なぜでしょうか。16年前、僕も入社式で同じことを言われ
ました。

10位 世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラリポート」
不面目な「中国“世界マイナス1位”ランキング」
「2010年 日中逆転」を支える中国の実像
中国の大手ポータルサイトである「網易」(“NETEASE”)のブログ
に2007年9月21日付で「華木蓮」と名乗る男性ブロガーの「中国の
不名誉な世界ランキング」という興味深い記事が掲載された。中国
政府にとって、この種の不愉快な内容の記事は歓迎すべきものでは
ないはずだが、華木蓮氏は正面から問題を提起している。

11位 宋文洲の傍目八目 嫌な顧客と嫌な人間
あなたの会社には掃除のおばさんの「おはようございます」に対し
て返事もしない方がいませんか。あなたの部署には、出入り業者に
妙に横柄な態度を取る方がいませんか。どうでしょうか。このよう
な方々には、嫌な人が多いと思いませんか。

12位 世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラレポート」
中国に残る 髪の毛で造る「醤油」
政府の摘発追いつかず いまだに屋台で使われる
「毛塵屋」という商売をご存じだろうか。これを「けじんや」と呼び、
これは理容室や美容院を回って頭髪の切り屑である「毛屑」を集める
商売で、既に日本ではこの商売は消滅したものと思われる。

13位 山崎養世の「東奔西走」 首相交代の歴史的必然
80年代の成功体験から抜けだせない日本は取り残される
安倍前首相が突然辞職してしまいました。自民党の新しい総裁が誕生
して記者会見に臨んだ姿は、気の毒なまでに憔悴しておられました。
ご回復をお祈りいたします。

14位 NTT vs 総務省 ~知られざる通信戦争の真実~
【第5回】ソフトバンクが携帯市場に仕掛けた「時限爆弾」
大手販売代理店を「中抜き」、「販売奨励金制度」にも挑戦
通信の巨人NTTグループに挑んできたソフトバンクが、通信事業で最後
の金のなる木とも言われる携帯電話市場に、水面下で仕掛けている
“時限爆弾”について明らかにする。それは業界の慣習に真っ向から
挑戦する流通改革だ。

15位 時流超流 「野中辞任」の裏に深い闇
決算訂正巡り、逃げ惑う監査法人
三洋電機会長の野中ともよが3月19日に辞任した。辞任劇の裏には
三洋電機が抱える深い闇が広がっている。辞任に至った経緯を検証
してみよう。

16位 ニュースを斬る 自民大敗、本当の理由
小泉改革路線に逆行する安倍自民を国民が拒絶
参院選での自民大敗の本質は何か──。河野太郎・衆議院議員は、
国民の信託を受けた小泉改革路線から安倍自民が逆行していること
だと断ずる。

17位 ニュースを斬る 地方の闇~詐偽師Xと夕張市~
「三位一体改革」が最後のタガ外し、地方大暴走の恐れ
生涯一詐欺師と呼ばれた男は「村おこし」に狙いをつけたが、地元名士
の“ゴロ”ぶりの方が一枚も二枚も上手だった。地方の闇はあまりにも
深い。

18位 「熱血!会計物語 ~経理課長、団達也が行く」
第6話 「もしも君だったら、どうやって仕入れ代金を着服する?」
達也が予想した通りだった。ほとんどの種類の梱包材で、単価だけが
少しずつ上昇していたのだ。それは、毎月1円単位のわずかな増加だった
が、購入数量を考えると無視できない金額になる。

19位 ニュースを斬る 企業告発サイト、恐るべし
サハリン2騒動は“シェル叩き”のとばっちりだった!
欧米で「企業告発サイト」が影響力を増している。年老いた英国人父子
の怨念が日本のエネルギー開発計画を大きく変えてしまった

20位 宋文洲の傍目八目 中国人を理由に僕を非難する方々へ
前回の「日本は本当に『環境先進国』なのでしょうか」のコメントに、
読者の一部の方が「中国人による日本批判だ」「反日だ」「中国に帰っ
たら」といった言葉が交じっています。読者の9割近くが「とても参考
になった」「まあ参考になった」と投票してくださった状況から見ると、
このような少数の過激な言葉を気にする必要はないのかもしれません。
しかし、こうした過激な表現をされる方々も、大切な読者ですから、
一度説明すべきだと思います。

21位 東急ハンズの謎 過剰な品揃えビジネスの本質
ハンズは30年前から「ロングテール」だった!
~非常識な品揃えの秘密を語ろう
東急ハンズは、今ウェブ上で展開されていることを、30年も前から店頭
でやっていた!? 16年間東急ハンズに勤務してきたベテランが明かす、
ハンズの仕入れ、販売の秘密は「小売りの非常識の実践」だった。

22位 「熱血!会計物語 ~経理課長、団達也が行く」
第1話 「オレの選択は間違っていなかった」
「これがオレの人生なんだ」──。団達也は、自分に言い聞かせた。
隣のシートからは、かすかな寝息が聞こえてきた。読書灯をつけている
のは達也だけだった。

23位 時流超流 もはや「団塊様、お断り」
“移住景気”を喜べない石垣島の苦悩
那覇市の南西、約400km。世界有数の珊瑚礁とエメラルド色の海に
囲まれた沖縄・石垣島は、癒やしを求める都会人に人気の観光
スポットだ。この「美(ちゅ)ら島」で今、深刻な問題が持ち
上がっている。大量定年期に入った団塊世代を中心とする都市部
からの移住者と地元住民とのあつれきだ。

24位 中国”動漫”新人類 「スラムダンク」が中国にもたらしたもの
中国で日本以上のバスケブームを産んだ「スラムダンク」。現在、
プロバスケで活躍している孟達という選手が、ここまで生き残り這い上がる
のに、アニメ「スラムダンク」の力があったという報道を、中国のネット
報道で見つけた…

25位 宋文洲の傍目八目 北朝鮮との国境に行ってきました
皆さんが4人の脱北者が船で日本に逃れて来たことに驚いている間に、
僕は彼らの国との国境に行ってきました。40年前、文化大革命の嵐から
逃れるため、僕が親に連れられ内陸の山東省から逃れて来た場所です。

26位 「熱血!会計物語 ~経理課長、団達也が行く」
第7話 「実は、もう1つおかしな取引先があるんです」
達也は請求書に書かれた文字と数字を追った。住所は一致していた。
しかし、電話番号と口座番号は玉川梱包のものではなかった。
その瞬間、点と点が結びつき、達也の疑問は一瞬で氷解した。

27位 ニュースを斬る ラーメン屋とマックの戦い
ポップカルチャー人気から読む日本のハイブリッド力
漫画やアニメなど日本のポップカルチャーが世界で大人気。
モデル化すれば、「ラーメン屋」と「マクドナルド」の対決と言える。

28位 「熱血!会計物語 ~経理課長、団達也が行く」
第3話 「経理部は他の部門に食べさせてもらってるのだ」
達也は耳を疑った。この経理部長は「経理は食べさせてもらっている」
と言うのだ。それから、「会社に迷惑をかけてはならない。残業手当は
請求するな」と続けた。達也は唾棄したい気分になった。

29位 宮田秀明の「経営の設計学」 世界一のスーパーカーを開発せよ
日産の旗艦車種「NISSAN GT-R」開発チームの挑戦(1)
10月24日に鮮烈なデビューを果たした「NISSAN GT-R」。極秘裏に
プロジェクトを進めてきた開発担当が、その経緯を語る。日産は
どのようなチームを組んで、このスーパーカーを完成させたのか。

30位 葉玉匡美の脱時空勉強術 第1回 時間・空間を越えよう
多忙グータラ人間の勉強術
連載の初っぱなに、こんなことを言うのはためらわれるが、
私はいわゆる「勉強法」が嫌いである。

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日経ビジネスオンライン 2007年記事別年間総合ランキング ベスト30

日経ビジネスオンライン・ベスト30記事

2007年1月1日から12月21日までに、
日経ビジネスオンラインに掲載されたすべての記事から
アクセス数を多かった記事のベスト30をお届けします。

1位 宋文洲の傍目八目
捨て子の少女の死と、脱・格差社会のもと
1996年11月の四川省の寒村。若い未婚の男性農夫が草むらに
捨てられた女の子の赤ちゃんに気づきました。赤ちゃんを育
てるのは、貧乏な彼にとって重い負担。そう考える彼は何回
も赤ちゃんを抱き上げては下ろし、立ち去ってはまた戻りま
した。最後、彼は命が尽きそうな赤ちゃんに呟きました。

2位 壊れた中国
無秩序国家の惨憺たる状況は10年後も変わらない深刻化する
環境破壊、金儲け至上主義の蔓延、野放し状態の企業…。
あまりにも多くの問題を抱える中国は、本当に次の超大国に
なれるのか

3位 ニュースを斬る au新料金に総務省が激怒
「1円端末」は自由競争の成果か? 欠陥か?
auブランドの携帯電話が好調なKDDI。
「1円端末」のようないびつな価格を生み出した販売奨励金の
是正を迫る総務省。両者の対決は熱く、長い。

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