豪快 大のぼり引き回し…滋賀・高島の川上まつり

若者 豊作願う

 滋賀県高島市今津町の日置、津野両神社の「川上まつり」
(県選択無形民俗文化財)が18日、同町の平ヶ崎馬場で行われ、
若者らが竹で作った2基の大のぼりを豪快に引き回し、秋の豊作を願った。

 お旅所から祭礼場までの約200メートルの馬場で、
勇壮な流鏑馬(やぶさめ)などが披露された後、
赤、白、青の短冊を飾り付けたササの小のぼりを持った子どもに先導され、
高さ20メートルを超す大のぼりが登場。
「山野に礼」などの意味が込められた「さんやれ踊り」の囃子(はやし)に乗って
巡行した。

 同町北部と同市マキノ町の一部を含む旧川上庄の春祭りで、
「さんやれまつり」とも呼ばれている。
祭りが終わると、早場米産地の同地区では、田植えが始まる。

(2007年4月19日 読売新聞)

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